2021/05/13 13:44

敏感体質で、傷つきやすい方にオススメのアロマ瞑想。
 
最も効率のよい方法、それが嗅覚を活用すること。
更には、瞑想を生活の合間の時間にうまく取り入れること。
 
最近すっかりメジャーになった"HSP"。
自身がこれに該当すると知ったのは、2016年のことでした。
病名がつくようなものではないけれど、アメリカから認知が広がり、今や日本でもさまざまな講座が開催されているようです。
 
人混みに行く、沢山の人と接する、情報を入れすぎる、ネガティブなものと接点を持つ。私個人の話ですが、たとえば怒りが強い人からのメールを受け取ることや、電話でも、氣をつけないと自分自身がかなり乱れ、消耗してしまいます。突然イライラしてきたり、感情的になったりといったその変化は、ご自分のものではないかもしれません。
 
瞑想道場でスマナサーラ長老に直接瞑想を伝授してもらった恩師から私はヴィパッサナー瞑想を教わりましたが、瞑想は、24時間365日、いつでもどこでもできるもの(日常生活すべての動作や状態を実況中継しながら注視し続ける)。
ですが、自分の状態をいつでも凪のように穏やかにととのえるために、一人でいるとき、メールや電話をするとき、一つの動作(たとえばメール一つ打つ)を終えたら、10呼吸ほど目を閉じ瞑想をします。
その時とても効率をあげてくれるのが、嗅覚刺激。五感の中でもっとも早く脳に到達する嗅覚を刺激することで、思考やエゴの雑音を忽ち消し去ることができるのです✨



 
✴︎10秒アロマ瞑想のやり方
1.
頭上にアロマスプレーをプッシュし、目を閉じる。(ディフューザーをお使いの方はその香りを嗅ぐのもオッケー)
2.鼻から息を吸って、口から吐く。
その際、お腹の膨らみに意識をむけて、言葉に出さず「お腹が膨らみます、縮みます」と、呼吸に合わせたお腹の動きをあるがままに実況中継する。
3.そのまま最低10呼吸ほど繰り返す。
4.目を閉じて心の状態を確かめる。
 


自分自身が穏やかでいられるよう、落ち着いて過ごせるよう、今やトイレに行くのや水分を補給するのと同じくらいに、欠かせないミニアロマ瞑想となりました。

電車やオフィスにいる際は、マスクの中にスプレーで香りを吹きかけたり、アロマストーンに精油を垂らす等で、同様の効果が得られます。
ぜひ、ご活用ください。